聖地巡礼に酒は必要

旅行、酒、食べ物、ホームオーディオがメインになると思いますが、雑記も書きます。

鉄道線路の種類を調べてみる

本日は国内の鉄道線路(主にレール)について記事にします。

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(踏切内より撮影しています)

 

先日、名古屋から東海道本線の快速列車に乗車した時にとても乗り心地が良く、車両の高性能化は勿論のこと、レールや道床なども良いものを使用しているのではないかと考えました。

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 「もしかしてレール自体は東海道新幹線と同じ規格では?」とまで考えましたが、これに関しての結論は出ていません。

 

また、本件をJR東海さんに問い合わせしましたが、回答の一部または全部の転載は許可できない旨のご連絡をいただきましたため、本記事に引用はいたしません。

 

注:上記理由により、今回の記事は私の予想による記載部分があるため、著しく正確さを欠く場合もあります。ご了承ください。

 

◾️鉄道線路の種類

一口に鉄道路線といっても新幹線から大都市圏、ローカル線に貨物専用線と様々です。

そのため、レールも路線により使い分けており、1mあたりの重量(kg)により数種に分類され、数値が高い方が性能の高いレールとなります。

・60レール (1mが60kg)

・50Nレール

・30レール

 

◾️性能が高いレールと低いレールの存在理由

新幹線に乗車をすると高速走行時でも乗り心地は良好ですが、いわゆるローカル線の場合は低速でも車両が揺れながら走行をしています。

基本的には、高速走行が必要な路線または列車の走行頻度が高い路線には性能の高いレールと枕木が使用されます。

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逆に低速、低頻度、または旅客扱いのない路線には、コストが低く性能も低いレールが使われる傾向にあります。

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◾️東海道本線が高性能レールだと思う理由

下の時刻表は名古屋駅東海道本線時刻表となりますが、結構な本数の快速列車と各駅停車が走っています。(150本程度?)

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さらに、この時刻表には掲載されていませんが、他にも以下の列車が名古屋〜岐阜を走行していると思われます。

 

・北陸方面行きの特急列車が7本/日

・高山方面行きの特急列車が10本/日

寝台特急が2本/日

・貨物列車が約80本/日

甲種輸送 本数不明

・回送列車 本数不明

 

これだけの本数の列車の往き来と、優等列車が設定されていることから良いレールを使用している可能性は高いと考えました。

 

また、名古屋〜大垣間の運転最高速度は120kmに設定されています。

大量の列車が高速で走り抜ける路線ならば、やはり良いレールを使用しているのではないでしょうか。

 

最後に、国鉄時代に各路線の等級分けを行いました。どの程度の周期かは知りませんが、等級が見直されることもある様です。

なお、以下は等級分けする際の多数条件の一部情報となります。

 

1級線 2000万トン以上通過/年 最高速度120km
2級線 1000万トン以上通過/年 最高速度110km〜120km
3級線 500万トン以上通過/年 最高速度105km
4級線 200万トン以上通過/年 最高速度95km

 

東海道本線の名古屋〜岐阜間の旅客扱い列車の通過トンを概算で出してみます。

 

・8両編成の列車はおよそ256トン(自重のみ)

・1日の旅客扱い列車本数は約170本

・1年365日

 

256×170×365=15,884,800通過トンとなり、これに旅客の重量、貨物列車や旅客扱いの無い列車を加えると、おそらく年2000万トン以上は通過しているでしょう。

 

そのため、東海道本線は1級線に属すると思われ、また1番性能の高いレールを使用している可能性はさらに高くなります。

  

◾️路線によるレールの見た目

実際のレールの使われ方は以下の様になっており、前述の通り数値の高いレールほど「速度」「耐久性」「乗り心地」性能が高くなります。

逆に30レール+木の枕木の場合は、列車の制限速度も低く設定されている筈です。

 

◾️60レール+PC枕木※

   ・新幹線、山手線、東海道線(JR東日本)、在来線の一部など

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ほぼ間違いなく60レール(東海道新幹線)

 

◾️50Nレール+PC枕木

   ・在来線に多く使用されている

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おそらく50Nレール(西武池袋線)

 

◾️30レール+木の枕木

   ・ローカル線や留置線、速度の必要ない区間

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多分、50Nレールよりも下のレール(養老鉄道)

 

また、住友金属が公開している資料によると、レール種類により寸法も異なるため、慣れてくれば目視でどのレールか判別が可能になるかもしれません。

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※コンクリートの中にピアノ線等で補強をしている現在一般的な枕木

 

◾️豆知識「ロングレール」

特に都市部の列車に乗っている時、「ガタンゴトン」音があまり聞こえなくなったと思いませんか?

 

レール1本の長さは約25mが一般的なので、通常ならば25mおきに「ガタンゴトン」が聞こえるはずなのですが、近頃では騒音防止や乗り心地向上のため200m以上に溶接したものを使用する路線が増えており、それを「ロングレール」と呼びます。

レール長を伸ばすことで継目が減り、静粛性は高まり、列車の揺れも低減します。

 

◾️最後に・・・写真でレール比較

結局、私には結論は出せませんでしたが、何気なく乗っている列車でも、レールを見ているだけでなかなか面白いと思う近頃なのでした。

 

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山手線池袋駅構内

 

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樽見鉄道大垣駅構内

継目の左右でレールの種類が変わっています。

 

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東海道新幹線名古屋駅構内

 

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養老鉄道大垣駅構内

 

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東海道本線大垣駅構内

 

本日は以上となります。